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2022年2月にチェコ・ベロウン市において「Talichuv Beroun」という音楽祭が開催されました。当チェコ国立吹奏楽団の指揮者、ヴァーツラフ・ブラフネク氏が、この音楽祭で行われた今年初めての指揮者コースで講師を務め、コース終了後に当団は今年初となる演奏を披露しました。

 

演奏会の前半ではチェコ・フィルハーモニーのトロンボーン演奏者、ヤン・ペルニー氏と一緒にヨハン・デ・メイの作曲『T-bone Concerto』を演奏しました。後半では、今年の世界音楽コンクールというオランダのケルクラーデ市で行われる吹奏楽団コンクールの課題曲、伊藤康英作曲の『古いスペインの歌によるディフェレンシアス』という曲を初めて演奏しました。とても難しい曲ですが、アンサンブルやリズム、音程などのチャレンジがあっても、素晴らしい曲ですので、コンクールの本番までに美しい演奏ができるように頑張ります!今年のケルクラーデコンクールに参加するチェコのオーケストラは唯一チェコ国立吹奏楽団だけですので、皆さんの応援よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

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国立ビッグバンドコンクールの最終コンサート

2021年10月16日に、チェコ国立吹奏楽団は、パルドビツェ市で行われた国立ビッグバンドコンクールの閉会式に登場し、フェスティバルのテーマに合わせて慎重に選ばれた興味深い作曲を演奏しました。ヤロスラフ・シープ氏のもとで、ガーシュウィンの『ラプソディ・イン・ブルー』やマルケスの『ダンソン2番』などの有名な吹奏楽の曲、他にもチェコの有名なソプラノサックスのソロイスト、フェリックス・スロヴァーチェックと共に素敵な映画のメロディーなどを演奏しました。

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指揮者ワークショップ in ダチツェ市

チェコ国立吹奏楽団はオーストリア音楽家協会と2年以上協定を結んでいます。2021年9月25日に、チェコ国立吹奏楽団はトレーニングオーケストラとして、ダチツェ市で行われた指揮者ワークショップに参加しました。オーストリア人の指揮者6人がヤロスラフ・シープ氏のもとでワークショップを受けました。指揮者たちだけではなく、オーケストラのメンバーにとっても、大変勉強になりました。オーケストラは、三つの曲を一人一人の指揮者のスタイルに合わせて、毎回違うバージョンを演奏しました。このような素晴らしい提携がこれからも続きますように。

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プラハ城のスペインホールでのコンサート

コロナの影響で1年ほど演奏できず、チェコ国立吹奏楽団は、2021年9月22日に大統領府があるプラハ城のスペインホールでやっと実現できました。プラハ城警備隊とチェコ警察吹奏楽団の75周年記念で、ゲストとしてエヴジェン・ザーメチュニーク作曲家の『フォグラリアナ』というチェコの曲を演奏しました。コンサートのアンコールとして、プラハ城警備隊とチェコ警察吹奏楽団及びチェコ国立吹奏楽団は合わせて、『ムジキ・ムジキ』と『カスタルド』というチェコの有名なマーチを演奏しました。

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